コーヒーの豆知識
たまにはコーヒーの豆知識 浅煎りと深煎り
[浅煎り]
珈琲豆に含まれている苦味・酸味成分、つまりコーヒー豆の持っている
そのままの味を多く残すことが出来ます。
味がストレートに出るので、味が強いコーヒーなのです。
あえて、浅く煎る事で酸味を味わいたい方、
またカフェインが多く含まれているので
眠気を覚ますために、朝起きて飲むコーヒーとしておすすめします。
[中煎り]
深入りと、浅煎りの中間でコーヒー豆自体がバランスよく味わえる事です。
コーヒー豆の持つ味わいと、焙煎の香ばしさを味わえます。
コーヒーの味を判断するのには中煎りが理想です。
[深煎り]
珈琲豆を焙煎する時間を長くします。 コーヒー豆は黒くなり
酸味は薄く苦味が出てきます。
コーヒー豆から油が出てきて、焦げた香りがします。
コーヒーの持つ味を深く煎る事で飛ばしてしまいます。
この深煎りは香りが強いので、アロマ的な効果として
不安・緊張を和らげ心を落ち着かせ、
心身がリラックスして 疲労回復になるといわれています。
午後から気分転換したい時、ひと息つきたい時におすすめします。
このように同じ豆でも焙煎の仕方によって味が違うといういうことです。
どれがいいというものではなく、
自分の好みにあったコーヒーを見つけることが一番重要です。
とにかくいろいろ試して飲んでみましょう。
生豆は生産された国や品種もたくさんあり
どれがいいかわからない方が多いと思います。
それは、コーヒーを良く飲んでいる人に聞くしか方法はありません。
どんな味がいいか、言葉で味のニュアンスを伝えることは難しいのですが
できる限り、お客様の要望に応えられるようにやっています。
もちろん、コーヒー豆は浅煎りには浅煎りの味わいの魅力があり、
深煎りには深煎りの味わいの魅力があります。
銘柄がもつ個性と焙煎度合いが、うまくかみ合うと、
そのコーヒー豆は素晴らしい香りと、複雑な味わいを表現してくれます。
深い焙煎度合いで仕上げたコーヒーが、
浅い焙煎度合いで仕上げたコーヒーより美味しいというわけではありません。
深煎り、浅煎り、それぞれの魅力があります。
両方の味わいを楽しめるようになった今のコーヒーの環境は、
昔と比べ、恵まれたものになったと言えます。